ステージやコース上での華やかなセレモニーからレースがスタート
14時40分からはパドック内のステージで、決勝スタート前セレモニーが始まりました。まずはNDロードスターの中山主査が登壇して挨拶。次に前年度優勝の「J-wave Racing」から持ち回り優勝カップが橋本弘実行委員長に返還され、代わりにレプリカが授与されました。さらにポールポジションの「ENGINE」の大井さんが選手宣誓。そして予選の上位から順番に、全チームの紹介も行われました。

ここから各チームがマシンをコースインさせて、グリッドに整列。女性10人によるサルサバンド「ソンレイナス」が、コース上で賑やかな演奏を披露して雰囲気を盛り上げます。セーフティカーが先導するローリングスタートなので、隊列が整ってシグナルがグリーンに変わるとともに西山雷大・執行役員がマツダの社旗を振り下ろし、先頭車両がコントロールラインを横切った瞬間から戦闘開始です。

例年のことですが、前年上位など有力チームのスタートドライバーには実行委員会が決めたハンディキャップを消化する義務があります。前年度優勝チームの「J-wave」は240秒、過去最多優勝の「NEKO」が180秒、そして「ENGINE」は120秒となり、その他8チームにも60秒のピットストップが課せられました。




開始後わずか数周で天候が急変
全車がスタートを切り、オープニングラップが終わる頃から、嬉しくないことに天気予報が的中します。最初はポツポツ程度からに次第に激しい雨へと変わり、路面も一気にウエットに。そして有力チームの数台は、早くもハンディキャップを消化するためにピットロードに向かいます。

と、その時に1台のマシンが最終コーナーで挙動を乱してスピンし、ホームストレートのイン側ウォールにクラッシュ。さらにアウト側のスポンジバリアに突っ込んでしまいます。ドライバーは無事でしたが、このマシンを救出するためにレースは赤旗で一時中断となりました。

全車がピットで待機する中で協議した結果、当初のチェッカー予定時刻までの“ほぼ3時間”の耐久レースとして、再び予選グリッド順でスタートすることが決定されました。また赤旗までの第1ヒートの結果は反映させずに、ハンディキャップも改めて消化することが義務付けられました。

ここで各チームにとって大きなポイントになったのは、ピットストップの回数と燃費計算です。ドライバーの連続運転時間制限が50分までなので、4時間レースでは最低4回のストップが必要です。ところが3時間弱となったことで、3回でも走りきれることになりました。ただ多くのチームがドライバーを5名登録しているため、ストップを3回にすれば誰かひとりの出番がなくなるのが悩ましいところです。

もうひとつの燃費計算ですが、第1ヒートを合わせても合計3時間ちょっとの決勝レースになったことと、ウエット路面ということで、明らかに燃費対策は楽になりました。ドライの4時間レースなら、「上限5000rpmまで」などという作戦がほとんどですが、今回はその縛りをなくしたチームも多かったようです。さらに驚いたことに、決勝レース中の給油(20リットル)をしないで走りきれるのではと考えたチームも出てきました。






 [ 1 2 3 4 競技結果 ]